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 【条文例】 総 則
 
 会社を守る就業規則
 就業規則の作成手順
 就業規則の構成

 【条文例】
 ・総則
 ・採用
 ・休職
 ・就業時間、休日
 ・退職、解雇
 ・表彰、懲戒
 ・賃金
 
















 
  1.最重要ポイント
 
「社員」の定義を明確にすることを忘れないようにしましょう。
会社によっては、パート・アルバイト等の形態で雇用している方もいらっしゃるかと思います。

就業規則は「正社員」だけに適用されると解釈するのは危険です。必ず「社員」の定義を記載して、「社員」以外はその就業規則の適用外とする旨を記載して下さい。


2.その他のポイント

「秘密保持」について記載することも重要です。
守秘義務については、別の条文(「服務規程」や「懲戒」等)で記載するのが一般的ですが、総則でまず規程して総論においても強調するのがベターです。


★規程例
 
第1条(目的)
1.この就業規則は、○○株式会社(以下「会社」という)の社員の就業に関する基本的事項および服務規律を定め、会社の秩序を維持し、円滑な業務の運営を図ることを目的とする。
2.この規則、及びこれに付随する別規程に定めのない事項については、労働基準法その他の法律の定めるところによる。

第2条(社員の定義)
社員とは、第○章の採用に関する手続きを経て会社と期間の定めのない雇用契約を締結した者をいい、次の各号に定める者を含まない。
①取締役、執行役員
②臨時に雇入れた者(パート・アルバイト)
③期間を定めて雇入れた者(契約社員)

第3条(規則の遵守義務)
会社及び社員は、この規則を遵守する義務を負うと共に、相互に協力して社業の発展に努めなければならない。

第4条(秘密保持)
社員は、会社の業務ならびに社員の身上に関して知り得た事項については在職中はもちろん退職後と言えども、第三者に公表してはならない。  






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